櫻岡大神宮 歴史深き病気平癒の神社は、仙台のパワースポット!

旧仙台城の大手門近くの城下に、櫻岡大神宮という神社がご鎮座しております。仙台藩 初代藩主 伊達政宗公を起源とし、伊勢の神宮より御分霊をいただいた由緒正しい、仙台のお伊勢様です。その霊験あらたかなことで、藩政時代から、現在も、なお、参拝客が絶えることの無い、パワースポット神社。宮城仙台の、お伊勢様パワーの秘密に迫ってみたいと思います。

櫻岡大神宮 歴史深き病気平癒の神社は、なんの神様?

 

旧仙台城の大手門の近く、城下に、

櫻岡大神宮(さくらがおかだいじんぐう)という、神社が御鎮座されております。

 

仙台藩 初代藩主 伊達政宗公に縁起する神社で、大神宮のお名前の通り、

伊勢の神宮より、分け御霊を勧請して、お祀りしたのが、櫻岡大神宮の御由緒の様です。

現在もパワースポットとして、人気の櫻岡大神宮のパワーの秘密を紐解いていきたいと思います。

 

櫻岡大神宮のパワースポット秘密を紐解くには、

どんな神様がお祀りされているのかを、知ることが大切ですよね!

 

櫻岡大神宮の御祭神さまは?

 

天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)豊受大神(とようけのおおかみ)

ほか、16柱の神がお祭りされている様です。

 

16柱の神に関しましては、

櫻岡神宮のHPにも、他、十六柱をお祀り・・・とされており、

櫻岡大神宮の公式HPにも、御神名の記載はないので、公表していないのかも知れませんね・・・

 

私の知りうる限りで、十六柱の神を記載したいと思いますが、

公表していない場合、ご迷惑をかけてしまいますので、

櫻岡神社様に、ご迷惑のかからない程度に、ざっくりとした表現にて記載させていただきます。

 

櫻岡大神宮に祀られている、16柱の神は、

年神さまと、その御子神、御孫の神、計3柱 ・ 出雲の神、2柱

伊弉諾命と伊奘冉命の最初の御子神、1柱 ・ 国造りの協力神で医薬の神、1柱

竈(台所の)神、2柱 ・ 工匠の神、2柱 ・ 住吉の神、3柱

食物の神、1柱 ・ 飛鳥時代の歌人で神社に祀られた、歌聖1柱 となっております。

 

櫻岡大神宮さまのHPより、やや詳しめに書いたのですが・・・

私は、皆様が、

歴史ある、櫻岡大神宮が、どの様な経緯で、御主祭神以外の16柱がお祀りされたのか?

 

そこが気になるところなのでは?と思いますので、

史実をもとに、大雑把でざっくりですが、記載いたします。

 

明治期に、仲ノ町の住吉大社、榴ヶ岡の神明社、洲崎神社 を合祀

大正初期に、花壇の住吉神社を合祀

と、なっておりますので、

その時に16柱を合祀したのだと考えられます。

 

合祀の理由は、詳しくはわからないですが、

明治政府が行った悪法、神社合祀、いわば、(そのような名称はないが)一村に一社という制度(政策)により、併合、合祀されたものだと思われます。

私は、この制度により、神社が統合されて、百貨店化した原因だと考えております。

櫻岡大神宮 歴史深き病気平癒の神社!仙台のパワースポットの歴史

 

櫻岡大神宮、その歴史・御由緒を紐解いていきたいと思います。

 

仙台藩 初代藩主 伊達政宗公により、
元和7年 西暦1621年に、伊勢の神宮より、分御霊を勧請して「神明宮」と称して祀ったのが起源とされております。
現在の場所とは違い、現 仙台市青葉区荒巻に鎮座された様です。
当時は、(当然ですが)神仏習合でしたので、別当寺も設けられ「伊勢堂山」と号されていた様ですね。
その後、明治元年、神仏分離令により、神宮寺を廃止
翌年、村社に列せられ、「荒巻神明社」へ改称
明治5年、元柳町に遷宮(現在の地よりやや北)
明治8年、県社に列格され「櫻岡大神宮」と改称 〜 と、なっている様です。
私は、御遷座の理由を、明治期の廃藩置県により、伊達家の経済的な後ろ盾をなくし、
神仏分離により、神社を選択された神明社は、神社一本でやっていくためには、
城下の人々、商家の支援なくては、存続ができ無いと考えられて、
商業地に近い場所への御遷座だったのではないかと考えております。
私は、現在、櫻岡大神宮には、よく御参拝させていただくのですが、
政宗公が、最初に神明社を建立された場所、
いわゆる、神明社跡地はどうなっているのかも気になってしまいました。
その跡地には、に行ったことはなかったので・・・
調べてみますと、
元神明社があった場所には、氏子さんが、祠を建てて神社を再興させており、
青葉区千代田町に、【伊勢神明社】として、現在もきちんとお祀りされている様でした。
仙台藩祖伊達政宗公、元和7年(1621)に伊勢神宮よりご分霊を勧請し、宮城郡荒巻に祀り神明宮と称し伊勢堂山と号した。伊達綱村公、天和2年(1683)に伊勢堂山の規模を拡張及び社殿を改築し、社領二十貫文の地を加美郡四竈村に於いて寄進され更に祭祀料玄米五石、小豆一石一斗を寄せ、惣頭1名、足軽40人、人夫10人を派して祭典を執行し、神事を衛守せしめ、殊に奉行職をもって代拝とし広く人々に参拝せしめ、累代の藩主継嗣の折りに参拝することを例とし、大小の造営は悉く公費をもって修築なされるなど、伊達家累代の崇敬の社であった。明治5年桜岡大神宮(当時荒巻神明社-元和7、藩祖政宗勧請)が今の桜ケ岡公園1-1に遷祀したので、その宮跡に氏子が相謀り小祠を営み神霊を鎮斎した。昭和33年社殿を新営し伊勢神明社と称し今日に至る。
宮城県神社庁 記載より 引用
私は、もちろん機会を見て、必ずや、参拝させていただこうと存じます。
また、近くに、青葉区荒巻神明町 【荒巻神明社】という神社もございます。
私も、初め、混乱をしたのですが、
やはり、荒巻神明社を、多くの方が、「櫻岡大神宮 本宮」と、書き込みをされているのを見かけますが、
こちらの歴史を調べますと、
私は、伊達家が仙台を統治される前の領主、「国分氏」による建立かと考えられます。
その後、伊達家が、伊勢の神宮から分け御霊を勧請された、「伊勢堂山皇大神宮」を遥拝する
遥拝所としてのお役目を追っていた様です。
宮城県神社庁の記載にも、荒巻神明社は、遥拝所とされております。
私は、おそらく、現在の、櫻岡大神宮が、村社に列せられた際に、「荒巻神明社」と改称した時期がありますので、
その時のお名前の名残のまま、現在に至るのでは?と考えられます。

櫻岡大神宮 歴史深き病気平癒の神社の御朱印・お守り・御利益

 

櫻岡大神宮は、

私が、前記しましたように、合計18柱の神が祀られております。

 

しかも、神代の初めの頃にお生まれになった神、技術、知恵、医療などなど、その霊験あらたかな神が多く祀られております。

 

神社の創建、起源が、仙台藩 初代藩主 伊達政宗公に由来することもあり、

明治になるまでは、伊達家代々の藩主が大切にされていた神社の一つとして、

伊達家より、厚い庇護を受けていた様です。

 

明治期に遷宮されても、商家や地元の住民などから、厚い崇敬を受け、

現在もなお、参拝者が止むことのない、人気の神社となっております。

 

 

最近でも、パワースポットとしてや、霊験あらたかなことで、

仙台では、「行きたい神社・パワースポット・病気平癒の神社」などなどに、

ランクインすることの多い神社なのです。

 

そんな、櫻岡大神宮で、私の中で、とりわけおすすめなのは、

その年々に出る【 限定御朱印帳 】と櫻岡大神宮と記された、【御朱印】ですね!

人気もあり、みなさんこぞって求められるようです〜。

 

また、お守りも人気があり、その種類も多数あるのですが、

なかでも、おすすめなのは、【 病気平癒 】のお守りです!!!

 

木箱に入ったお守りで、見るからに、霊験あらたかなことを感じずにはいられない

強いエネルギーを感じるお守りです(私個人の感想)。

 

櫻岡大神宮の拝殿に昇殿しての、ご祈祷や、厄払い、各種祈願も、ご利益を授かることができる!

と、人気のようです。

 

霊験あらたかな、18柱の神が祀られている、櫻岡大神宮に参拝して、

呼吸を整え、心静かに祈り、ご利益を授かってみてはいかがでしょうか?!

 

 

 

櫻岡大神宮 歴史深き病気平癒の神社!仙台の老舗茶屋

 

人気のパワースポット、櫻岡大神宮に参拝の際に、 是非、立ち寄って頂きたいのが、

【源吾茶屋】です!!

 

明治元年創業のお茶屋さんです。

 

廃藩置県によって、伊達家の強い庇護を受けられなくなった、

櫻岡大神宮の御遷座は、

このような商業施設が隣接していて、一般の人たち、皆さんが参拝に訪れることができるような

人が集まる場所への遷宮だったのでしょうね。

 

源吾茶屋さんは、

平家造の茶屋で、よく時代劇で見られるような、表に、和風の腰掛けが出されている、風情のある茶屋なのです。

もちろん店内は、立派で近代的ですよ。

 

メニューは豊富で、甘味から、なんと、お食事まで、ソフトドリンクも豊富ですよ!

 

私の勧めは、名物「ごまもち」と「おこのみ三色もち」です。

お食事は、「ラーメン」、「カレーライス」、「カツ丼」、「ざるそば」などなど、セット物もあり

幅広いメニューで、しかも、どれも、美味しいですよ。

私の子供の頃は、茶屋のある公園内に、プラネタリュームがありましたので、

子供の頃から、神社参拝時のみならず、プラネタリュームの帰りにも、源吾茶屋さんには、寄らせていただいておりました。

子供の頃にも寄らせていただいていた茶屋さんが、

今も、繁盛店で、元気に経営されているお姿に、感動すらいたします・・・・

って、

明治元年創業だから、そんな思い出の方は、過去にも現在にも、沢山いるのですよね。

 

 

日本では、古来、物、道具などが100年の時を経て、現役である場合、「付喪神」(つくも神)

という神、精霊が宿るとされています。

 

妖怪の類に思われますが、それは粗末にされたものが祟ったもの。

大切にされ、人に愛されているものは、精霊・神となります。

 

歴史がある老舗茶屋、明治から150年以上の時を経て、現在も人気店ということは、

源吾茶屋さん自体も、すでに、強力な、パワースポットなのですよね!

 

仙台のパワースポット 「櫻岡大神宮」、その社に、隣接したパワースポット、「源吾茶屋」

 

仙台の歴史を見つめ、仙台の人々に幸せを分けてくださる聖地、

いく(参拝)だけでも、幸せを分けていただける、幸せを感じられる、そんな場所ですよ。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

安陽都奈(アヒツナ)

 

 

 

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