大崎八幡宮はスピリチュアル!伊達政宗公建立のパワースポット仙台

大崎八幡宮 仙台。初詣では、15万人を超える参拝客で賑わう仙台総鎮守の神社。どんと祭裸参りは、仙台の風物詩となっている。平日も多くの人で賑わう、大崎八幡宮のスピリチュアルな秘密と、伊達文化が生んだパワースポットの訳を紐とていきます……

大崎八幡宮はスピリチュアル!伊達文化のパワースポット① 守り本尊

大崎八幡宮は、仙台に住む方々は元より、県内外、多くの人から崇敬を受けており、仙台市民で大崎八幡宮を知らない人は居ないくらいの、とても有名な神社ですよね。

 

仙臺総鎮守の神社として、スピリチュアルな意味でも、仙台の街や、人々をお守りくださり、霊験あらたかなことでも知られておりますので、その御神徳、御利益を授かりたく、多くの参拝客が訪れるスピリチュアルパワースポットです。

私は、その、スピリチュアルパワースポット神社と言われる所以の一つは、守り本尊が祀られている事にあると考えております。

 

仙台では、

自分生まれ歳の干支をお祀りしている、神社仏閣に参拝して、守り本尊様に、日頃の御加護のお礼、感謝をし、引き続きご加護が授か理ますように!と、お参りする信仰がございます。

 

守り本尊とは、人は、生まれた干支により、守り本尊が決まっており、一生御守りくださる、という考え方、信仰がございます。

中世の頃に、仏教、密教と陰陽道などの思想が合わさり、方角の八方、九星、十干十二支、などが定められて、十二支それぞれに、守本尊として、生まれた人をお守りくださる、明王さま、菩薩さま、如来さま、が定められまた。          (自身のブログより)

 

そして仙台の街、城下の神社仏閣には、干支の十二支の守本尊が、お祭りされている、全国的にも珍しい都市と言われているのです。

 

仙台の都市(城下)は、仙台藩初代藩主、伊達政宗公が、     仙台城築城の際に、城下に干支の十二支、守り本尊をお祀りする、神社仏閣(当時は、神仏習合されております)を配置し、城下の守りとしたそうです。              (自身のブログより)

 

仙台城下に配置された、干支十二支の守り本尊、その一角を担う神社が、

大崎八幡宮なのです。

 

大崎八幡宮の、干支、札所は【戌・亥】戌年生まれ、亥歳生まれ、     守り本尊は【阿弥陀如来】さま。

神社に、阿弥陀如来様? と思われるかも知れませんが、明治までは、神仏習合です。

大崎八幡宮にも、別当寺が置かれておりますので、仏様も祀られております。

また、大崎八幡宮は、八幡堂という呼び名もあったそうで、その八幡堂に 【阿弥陀如来】様が祀られていたとも言われております。

 

私は、現在は、おそれく阿弥陀如来さまを、本地垂迹という思想のもと、大崎八幡宮様の卦体神として、お祀りしているのではないかと思います。

 

大崎八幡宮はスピリチュアル!伊達文化のパワースポット② 六芒星の結界

スピリチュアルパワースポットである所以 ②は、

 

六芒星の結界とは、伊達政宗公が、仙台城下に六芒星の形に寺社を配置し、結界を張り巡らせたと言われている結界の一つであり、大崎八幡宮は、その結界の要の一つであるとことが言えると思います。

 

六芒星は、籠目とも言われており、本来バランスのよい安定した図形ですよね。

京の都に張られている結界のは五芒星の結界ですので、

私は、よく、五芒星と六芒星の結界の違いを聞かれることがあります。

よく言われているのが、

安倍晴明と蘆屋道満の使う結界の違い(セーマン・ドーマン)や、内向きの力、外向きの力、の違いがあると言われますが……

私は、どちらも一理あるのですが、どちらも、ちょっと違う事もあると思っています。

 

私の個人的な見解です!と、断りを入れた上で説明させていただきますね。

実は、五行と六行は同一です。

一つが隠れているため、数に入れていないのが、五行なのです。

繰り返しますが、実は、隠れているものがあります!

それが、なくても循環の説明ができるので、省略して、五と伝えている、  または、五は陽数なので、陰数の六を忌み嫌い、五にしているのです。

五臓六腑という言葉聞いたことありますよね、ヒントはそれです!

五臓に対して、六腑では循環しません、

人間も実は、六臓六腑なのです。隠れた一つは、機能なので、実態がなく、 人体を解体しても出てこないのです。

 

四神獣を祀る、四神の十字ラインにしても、実は五行のエネルギーから成り立っています。 四方を守りながら、循環する五行の結界となっています。

六行の一つが隠れて、五行。                      五行の一つが隠れて四方(行)、全て同じエネルギーです。

答えは、六行説、一つ隠れて五行相剋、五行の土王説で四方としているかだけなのです。 各一つ隠れているものは、また、今度説明いたしますね!

 

結論を申し上げますと、                        私は、仙台の城下には、六芒星も、五芒星の結界も張っていることになっていると思います。

それぞれ、ちがうパワー、エネルギーを利用しながら、六行と、五行の循環を行いながら、四方も固めていると言うことなのです。

 

大崎八幡宮のスピリチュアルパワーは、その一角を担っているのです。

 

大崎八幡宮はスピリチュアル!パワースポットの歴史と伊達政宗公の想い

 

大崎八幡宮様は、仙台の地に遷座されるまで、いくつか場所を移られる、遷宮をされている様です。

 

始まりは、

坂上田村麻呂将軍が、現在の岩手県水沢市に、宇佐八幡宮を勧請したのが始まりとされており、室町時代に奥州管領の大崎氏が現在の宮城県田尻町に遷祀し大崎八幡宮と呼ばれるようになっていった様です。

 

大崎氏が滅亡ののち、伊達政宗公のお城、当時は、現在の宮城県の岩出山町の城内に遷座されました。

政宗公が、仙台開府後に、米沢の成島八幡宮と共に、現在の御鎮座地、現在の仙台市に遷座され、成島八幡宮と亜大崎八幡宮は合祀された様です。

 

東北を平定する任を背負った、坂上田村麻呂将軍が、

平安期に勧請した、八幡宮。

 

ときを経て、

大崎氏がその八幡宮を、自領に遷宮し、大切に祀っていた歴史があります。

 

室町の世に、奥州管領(奥州探題)職を授かり、東北入りする大崎氏、

伊達氏、南部氏、葛西氏などの、奥州の有力な国人領主を従えるお立場であり、室町時代は、伊達氏から見て、大崎氏は、主君筋であったのです。

 

時代と共に、勢力を失っていく大崎氏、

勢力を拡大し、奥州の覇者と乗る伊達政宗公、 いつしか、主従関係が逆転していきます。

 

そんな中、

大崎八幡宮は、大崎の名前をいただいたまま、伊達家の守護を受けて、仙台の地に御遷座となるのです。

八幡様には、

時代時代で、さまざまな領主や人々の想い、願いを込められて、大切にお祀りされていたのですね。

私は、時代が変わり、 領主が変わり、 土地に住む人々も変わる中、

八幡様への祈願には、変わらない同じ想い、何か共通するものを祈願していた様に感じてしまいます。

 

それは、東北の地に住む、私の肌感覚なのかも知れませんが……

 

私は、田村麻呂将軍は、東北平定のために戦をしたものの、東北に生きる人々、蝦夷を尊敬していた様に思えます。

田村麻呂将軍は、東北の地を訪れ、人々と話、触れ合っていく中に、

何か、その土地独特のものを、土地に触れて、理解できた何か、が、あったとおもいます。

なので、蝦夷と争う事なく、蝦夷に最大の尊重を持ち、合意の上で、東北を平定し、日本を一つの国家として、大和政権と同調していくことを望んでいたはずなのです。

また、一方、

室町時代から、東北の地を所領した大崎氏は、東北の地を平和な国にすべく尽力されてきました。最終的には、豊臣秀吉公に対して、首を縦に振る事なく、奥州管領の生き様を貫き、反乱を起し、没落していきました。

 

私は、伊達政宗公が、大崎八幡宮を、名前を変えずに、仙台の総鎮守の神社として、大切にお祀りしているという事実から感じることは、

 

田村麻呂将軍の東北の民の平和の願い、ご意志を理解されていて、

政宗公が、田村麻呂将軍の思いを受け継ぎ、仙台の地を中心に、理想の社会を実現させようとしていたのではないでしょうか?

また、元は主君筋の大崎氏の豊臣家に対する反乱にも、

政宗公は、強い同情、同じ思いがあったのではないでしょうか?

 

田村麻呂将軍も感じ、理解できた、その、何か?とは           大崎氏が東北に住まれて、感じたもの、掴んだもの、染み込んだものとは、

その土地に住むものしか理解できないスピリット、その土地に住んでいる人が持っているスピリットではないでしょうか?

土地のエネルギーが風土を生み出し、文化を生み出す、人々の暮らしを支える自然お恵みや、営みの規則性が生まれる土地のエネルギー。

どの故郷、土地にもあるものだと思います。

日本人には、それを神と認識したり、神と表現したのかも知れません。

 

私は、田村麻呂将軍は、その土地に住むもの独特の持つスピリットを尊重し、

大崎氏は、東北に住むにつれて、そのスピリットが染み込み、

他の地方から、力づくで奪われることのない、戦のない平和なまちを

東北を平和な都市にしたい1

という、共通の願いがあったのではと感じてしまいます。

そして、伊達政宗公は、その思いを感じ取り、その想いを受け継ぎ、

 

仙台の地、奥州の地を、戦のない平和な地にするために、大崎八幡宮の御神徳と、田村麻呂将軍のエネルギーと、大崎市のエネルギーをお借りして、

大崎八幡宮を、仙台城下の守りとしたのではないでしょうか?

と、私は、そう思えてなりません。

 

大崎八幡宮 仙台・伊達文化のパワースポットは、なんの神様?ご利益・御神徳は?

大崎八幡宮のなんの神様、どんな神様なのでしょうか?

 

八幡宮は、前項にも出てきました、大分県の宇佐八幡宮を総本社とする、全国に約44,000社ある神社です。

 

御祭神は、応神天皇、神功皇后、仲哀天皇の三柱をお祀りしています。

御神徳は、厄除け、除災招福、必勝、安産 と言われております。

 

私も、各地の八幡宮にお参りさせていただく機会がおおくございますして、

ざっくり説明させていただきますと、

仲哀天皇と神功皇后が、ご夫婦であらせられ、そのお子様が、応神天皇でございます。

現在は、八幡神として、応神天皇(誉田別命)を主祭神とされており、八幡さ三神として、神功皇后、仲哀天皇をお祭りされております。

八幡宮(社)によっては、比賣神、武内宿禰、玉依姫命を祀られている事もありますね。

また、神仏習合により、八幡大菩薩と称されたりもいたします。

上記しましたように、【本地垂迹説】により、阿弥陀如来様が、八幡神の本地仏とされています。

 

 

その他、大崎八幡宮境内には、

太元社、諏訪社、鹿島社、北辰社、稲荷社、龍神社、金毘羅社

が、御鎮座されております。

仙台のスピリチュアルパワースポットの大崎八幡宮、その御神徳を賜るべく、一度、参拝されてみてはいかがでしょうか?

大崎八幡宮の境内の綺麗な空気、パワーとエネルギーを感じながら、礼儀正しく、丁寧にお参りしてみてくださいませ。

御神徳は、受け取れる人、受けとるべき人には、しっかり授かるものですよ。

 

最後まで、読んでくださり有難う御座いました。

安陽都奈(アヒツナ)

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