仙台大神宮はパワースポット!都市伝説も?御利益多き宮城のお伊勢さま

旧仙台城の大手門近く、宮城のお伊勢さまと言われる神社が御鎮座しております。その神社は、仙䑓大神宮。明治政府が、伊勢の神宮の御神徳を全国に広げるために、全国に31教区を配した。仙䑓大神宮は、第4教区として、伊勢神宮を本宗と仰ぎ分祀された由緒ある神宮なのです。宮城のお伊勢さまは、現在も、宮城 お伊勢参りで、人気のパワースポット神社。その仙台 宮城のお伊勢さまパワースポットの秘密に迫ってみたいと思います。

仙台大神宮はパワースポット!御利益多き神社と鬼庭の関係?

仙台(仙䑓)大神宮は、

(本来、仙台の台の字は、旧字体ですが、皆様がよめように以下、常用漢字にて記します)

旧仙台城のお膝元、現 青葉区片平に

明治14年(1881年)に、伊勢神宮から分霊し「神宮教奥州教会」として設立された

伊勢神宮を本宗と仰ぎ分祀された由緒ある神宮なのです。

 

私は、もちろん!参拝させていただいておりますが、私のブログでも紹介させて頂きました、

櫻岡大神宮が、近くに御鎮座しておりますので、いつも併せて、参拝させておいただいております!

 

なぜなら、地理的に、とても、近いこともあるのですが、

もう一つには、

時代は異なれど、どちらも、伊勢の神宮から、正式に分御霊をいただき、お祀りしているからです。

 

ちょっとした、伊勢参りですよ。

 

仙台大神宮のお宮前には、【宮城のお伊勢さま】という看板も建てられており、参拝される方の多くは、宮城で、お伊勢さん参りにおこしのようですよ。

 

仙台大神宮が鎮座せれている地所とは、

明治以前には、伊達家の重臣である、鬼庭左月斎の御子孫、茂庭周防綱元公のお屋敷だたのです。

 

茂庭周防公は、

山本周五郎の著書、「樅木は残った」や、NHK、大河ドラマでも有名にもなった、

「寛文事件・伊達騒動」の大功労者としても知られておりますよね。

 

 

伊達家を守った、鬼庭氏、後の茂庭氏は、仙台藩、仙台を守った重臣、

その跡地に

お伊勢さまより、分御霊をいただき、仙台の地に御鎮座頂いた、仙台大神宮

 

二重の意味で、

パワースポットになっているのは、うなづけますよね。

仙台大神宮はパワースポット!御利益多き神社の、都市伝説とは?

 

仙台大神宮には、パワースポットと言われる所以が他にも、まだまだ、あります。

 

その一つ、【 蒙古の碑 】があります。

 

ある意味、仙台大神宮の、都市伝説? に、なっているのかもしれませんね・・

 

蒙古の碑とは、弘安の役の元寇の供養碑と伝えられております。

弘安の役とは、

私たちも、歴史で習いましたが、念のために、おさらいしますと、いわゆる蒙古襲来です。

世界を制覇した元が、ついに、鎌倉時代に、日本に攻めてきた、一方的な侵略行為のことです。

 

蒙古の碑とは、

その時に、

鎌倉幕府軍(日本軍)と戦った、蒙古軍の戦没者を弔う碑のようで、

仙台大神宮でも、そのように伝わっているみたいです。

 

仙台には、お寺など、いくつかの場所に、蒙古の碑が建てられてございます。

 

私は、当初、少し不思議に感じたのですが、

博多湾を中心に行われた戦で、仙台の数カ所に、蒙古の碑が建立されているのは、やや不思議な気がしますよね。

弘安の役の戦地より、遠く離れた仙台の地

 

でも、蒙古に関するお話が、仙台にも、いくつか残っているようです。

 

例えば、

蒙古の碑を、こちらでは、「もくりこくりの碑」や「むくりこくりの碑」という表現をします。

おそらく「蒙古・高句麗」という意味なのでしょう。

 

蒙古は、現 中国大陸、朝鮮半島を制圧して、日本に来ていますから、

軍隊としては蒙古軍であっても、先兵は、とうぜん朝鮮半島の人でしょうから、

私たち、日本人は、蒙古、高句麗連合軍(正確には、高麗)と捉えたのでしょう。

 

 

そして、蒙古と高句麗の兵は、

私たち、日本人の感覚から見て、とても残虐非道な戦い方をするので鬼に例えられたのだと思います。

なので、弘安の役以降に、「蒙古、高句麗の鬼がくる」という表現があったようです。

 

 

また、私の記憶では、

仙台に限らず、東北全般には、子供の躾けのために、子供を怖がらせる時に、

「モッコ来るぞ!」というような言葉を使う件が多くあります。

 

例えば、

悪いことしてると「そんなことしてると、モッコ来るぞ」

子供が泣き止まないと「泣いてばかりいると、モッコ来るぞ」

夜更かししていると「遅くまで起きてると、モッコ来てさらわれるぞ」のような使い方です。

 

当時、「もくりこくり」も、「モッコ」も、その者たちと対峙した方達の話を聞いて、

私たち、日本人は、「もくりこくり」も、「モッコ」も、とても恐ろしいものとして捉えたのですよね。

 

また、興味深いお話としましては、

実際に、「蒙古軍の落武者が、東北に流れて、住み着いていた」と、いう伝承も残っております。

 

ですので、「もくりこくりの碑」や「むくりこくりの碑」は、

実は、蒙古軍の落武者が、その地で亡くなり、それを弔うために、供養碑を建てた

というお話もあるようです。

 

また、私たち日本人は、古来より

怖いもの、恐ろしいものにも、神として崇め、鎮めるということをしますので、

私は、その意味で、「もくりこくりの碑」や「むくりこくりの碑」を建て、災を鎮めたのかも・・と、考えたりもします。

 

今となっては、蒙古軍に関しての伝承の、真実はわからないのですが、

現代風に言いますと、都市伝説のような形で、弘安の役のことが語られ、

現実的には、供養碑が建てられております、仙台大神宮は、あらゆゆ意味で、仙台を鎮守している

パワースポット神社ですよね。

 

 

仙台大神宮 都市伝説・御利益多き神社は、結婚式も人気!駐車場あり

 

仙台大神宮が、パワースポット神社と言われる所以がまだあるのです。

 

それは、【 結婚式 】です。

 

実は、仙台大神宮は、宮城県内での、【 神前 結婚式 】(神社にて行う結婚式)の、

発祥の神社 と、されております!!

これは、仙台・宮城に在住の方でも、あまり知られていない事実、と、言いますか、

知る人ぞ知る、と、いうような事なのですよね。

 

私は、偶然にも、知っておりました。

 

日本の神様の頂点とされている、伊勢の神宮を本宗とした由緒正しい神社 仙台大神宮、

伊勢の大神様の御前にて、二人の結婚を、認めて頂くというのは、すごいことだと思いませんか!

歴史あるお宮の、荘厳な雰囲気の中での執り行われる、結婚式は、きっと最高の結婚式になる事、間違いなしですよね。

杜の都 仙台の清流、広瀬川のせせらぎも感じられる、とても良いロケーションですし、

仙台駅からも近く、公共機関のアクセスも良く、駐車場もありますので、とても便利な立地が、

本当に良いすよね。

 

 

仙台大神宮、

宮城のお伊勢さまは、伊勢神宮を本宗と仰ぎ分祀された由緒ある神宮です。

創建以来、多くの参拝客が訪れるパワースポット神宮で、お伊勢さんの御神威を感じてみてくださいませ。

一度は、訪れることをお勧めいたします。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

安陽都奈(あひつな)

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